– バナナ – |
春よ三月春雨にぃ~ 奥州仙台伊達公がぁ~ 昔から食べたかった高級品のバナナ !! 商売ではなく、価格奉仕の傾向があります。ひととき、完熟とかスィーティオとかの商品がでてきて、よかったのですが、また同じような品がどんどんでてきて、差別化も段々難しくなってきている一品。 大道商(芸)人がいた時代は、こういう売り方の部分を差別化して販売をしていた時代です。 高い安い、良い悪い、美味しい美味しくないとまるでデジタルの判断なのか、○×式なのか二択とかって、ちょっと偏りすぎている時代でもあるので、こんな大道商(芸)人がいたら、別な付加価値が加えて行けるかも・・。 まだまだいろんな商品や食べ方、そして我々も売り方を研究していかなければなりません。 |
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ちなみに、バナナは正確にいうと、果物ではない !!
って知っちゃいました・・。野菜(果菜)だって・・・。
先日バナナの天麩羅をごちそうになりました。
結構いけますが・・・やはりタイ式に米粉を入れると
皮の部分がさらに美味しくなるかも・・・今度テストしてみます。
ついでにバナナの口上分も入れておきます。
春よ三月春雨に
弥生のお空に桜散る
奥州仙台伊達公が
何故にバナちゃんにほれなんだ
バナちゃんの因縁を聞かそうか
生まれは台湾台中の
阿里山麓の片田舎
土人の娘に見染められ
ボーッと色気のさすうちに
国定忠治じゃないけれど
一房二房もぎとられ
唐丸籠にとつめられて
阿里山麓をあとにして
ガタゴトお汽車にユスられて
着いた所が基隆港
基隆港を船出して
金波銀波の波を越え
海原遠き船の旅
難関辛苦のあかつきに
ようやく着いたが門司ミナト
門司は九州の大都会
仲仕の声も勇ましく
エンヤラドッコイ掛声で
問屋の室に入れられて
夏は氷で冷やされて
冬はタドンでうむされて
八〇何度の高熱で
黄色のお色気付いた頃
バナナ市場に持ち出され
一房なんぼのタタキ売り
サアサア買うたサア買うた
こういうバナちゃん六〇〇円
買わなきゃ五九五八か
五んぱちゃ昔の色男
それにほれたが小むらさき
五八高かけりゃ五五か
ゴンゴン鳴るのは鎌倉の
鎌倉名物鐘の音が
かねが物言う浮世なら
奥州仙台伊達公に
何故に高尾がほれなんだ
も一つ負けとけ五一か
吾市馬関で腹を切る
五〇負けて四九か
お次を負けて四八か
四八ちゃ久留米の連隊で
いつも戦に勝ちどうし
私しのバナちゃん負けどうし
そら冗談そらうそよ
ハイハイありがとさんハイハイ
サアサア売れたサア売れた
今の兄ちゃん有難うさん
コウいうバナちゃん買う兄ちゃん
末は博士か大臣か
青年団なら団長さん
これも負けとけ三五か
買わなきゃ三四三三か
三三九度のさかずきで
新郎新婦が出来あがり
こんな目出度いことはない
ついでに負けとけ二八か
年は二八か二九の
江戸で云うなら玉川の
京で云うなら加茂川の
水にさかせしあら玉の
私のバナちゃん買いなはれ
色は少々黒いけど
味は大和の吊るし柿
一皮むけば雪のはだ
小野の小町じゃあるまいか
照手姫じゃあるまいか
裏も表もきんきらきん
そら冗談そらそうね
始めがあって終わりなし
サアサアコウタサアコウータ
ハイハイアリガトサン
アリガトサン