お彼岸が近いので今週は「べんじぇもの」・
なぜ、盛岡周辺の彼岸団子は、青きな粉が塗してあるのか?
いよいよ、今度の日曜日からは、お彼岸の入り!!
暑さ寒さも彼岸まで!! という事で・・・
今回は、盛岡の梅月堂さん
四代目店主さんのお話も聞いて・・・
いやいや詳しい!!
今回は敬意を表して・・・
スゴイもんです!!
盛岡の「べんじぇもの」は「しとねもの」とでもいいましょうか・・
米粉を捏ねたり、ついたりしてつくる、
お菓子分類上では「だんご」の系統になるとおもいます?
盛岡の「しょうゆだんご」は、
生醤油で、串にささっている団子の数は5個
昔は、全国でも5個だったらしいですが、
一串5個で、5文だったのが
江戸時代に、お金が四文銭が使われるようになった事から
一串4個で4文になったとか・・という話が・・
ところが、盛岡ではそのまま、1串5個で販売し続けていて
今でも5個の名残が残っているとか・・
そして、今回梅月堂さんからお伺いして判明したのが
なぜ、盛岡周辺の彼岸団子は、青きな粉が塗してあるのか?です
やっとわかりました。
もともと、家庭でも作っていた彼岸団子だったものが、
だんだん団子やさんで作る様になってきて・・
どうせつくるんのであれば、団子屋らしく、もう少し工夫をして
こちらの地区で良く取れる青豆を活用して
上に青きな粉を乗せよう!! という事を、
盛岡の菓子匠の方々が一斉に始めた事が事の始まりだった・・
という事の様です。
なるほどなぁ~・・・ってことで、
盛岡以北は「粉もん」文化なんですが、
同じ「粉もん」でも盛岡は、米の粉を使った粉もので作る団子が
多いのは、昔の米の取れる北限地だった・・
という事が、ベースになっていると、個人的には思っています
アメリカ在住して10年経ちます。近所のアジア系スーパーになんと地元岐阜を思い出さ…