地震後 2日目
電気のない状態で、どう営業するか・・・???
一晩考え・・・
翌朝、ジャンボとじゃんまるの電気の復旧を確認するが、どちらも復旧していない。 そこで、お客さまにご協力をお願いする方法をとることに決めた。 レジが動かないので、セルフのコーナーは営業しないという事も考えたが・・・ お客様が必要な品を在庫ある限りご提供したいし、へんな制限もしたくないし・・・ 緊急時なので、お客様に紙を渡して、売価を自分でメモをしてもらう事にする。 あとは電卓で合計を計算する仕組みにすると、お待たせする時間が少なくなる・・。
他のお店ではできない事だけど、うちのお店のお客様にだったら、できる。 顔の見えないお客様に販売しているのではなく、顔のみえるお客さまに顔の見える店員が販売しているから・・。 お互いに嘘をつかない関係をもっているから、できるはず・・。 うちは不特定多数のお客様に販売をしているのではなく、特定多数のお客様に販売するのが基本。
という事で、早朝じゃんみに山岸に寄って、徳田さんに指示(店長はまだ来ていない) 次にじゃんまる山岸に行き、同様の指示。メモの紙とペンを準備させて、お客様に説明をしながら お買い回りをして頂く形にする。
次に土日ジャンボ市に行き、同様の指示。 昨日まではセルフのコーナーを締めて、生鮮だけ対面現金販売をするという形を 急遽変更。
シャッターの開ける部分を調整して、入り口は一カ所だけにして、レジには二人で対応させる。 一人は価格の読み上げ、一人は電卓で合計計算と御会計。(こうすれば早く御会計ができる) あまり取りたくない方法だが、緊急時につき、スーパー型のワンウェイに変更。
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地震翌日の土日ジャンボ市の営業の状態。停電の中でのレジの状態。 |
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セルフのコーナーだけ・・解決できれば、あとは対面販売なので、 通常の営業と同じ形でできる。 店舗はテントの部分が多いので、照明は少し暗いが、なんとかみえる。
次は非常用の電源の確保にうつる・・・ レジでの会計はソーラー型の電卓なので・・ 光がたりないので、出力が500w位しかないが・・・ 所有している発電機を稼働させようとするが・・・ なかなかエンジンがかからない。 隣の大地さんに持ち込み・・・
スタートの仕方が悪いと指摘され・・ 直すと一発で指導する。 そのままスポットライトを延長コードで接続させ・・ レジ上の照明をつける。
明日もこのままの停電の場合はどうするか? たまたま日頃お世話になっている 建築屋さんが買い物にいらっしゃっていたので・・ 発電機を持っているかを確認する。 すると使っていない発電機があるので・・ 貸してもいい・・との返事・・。
二つ返事でお願いをして・・・ 翌日日曜日の営業にそなえ、電源部の確保をおこなう。
配線をして、動力部分・・→ 精米機を動かして、玄米を精米にして販売するため・・・ 電灯部分・・→レジ上の蛍光灯の照明に接続して、ソーラー電卓が動くよう準備。
この部分まで準備をして、翌日にそなえる。
あとは、じゃんみに山岸店に行って・・ 今日のお客さま自主申告の売価をつくっていただいた、御会計の仕組みの報告を受ける 。
結果は上々・・・
翌日の営業にそなえて早めにやすんだ。が・・・
10:30頃大釜の藤村君から連絡がはいる・・ 「電気が復旧しました」の報をうけ・・・
停電復旧後にブレーカのスィッチを入れたままにすると・・ 初動の不可がかかるので、全部切った状態にしておいたので・・ 復旧の順番を指示・・・ あと細かいところは、店長に確認をしてほしいの旨で、電話をきる。
これで、大釜店の営業は通常に戻るが・・・ 問題はじゃんまる・じゃんみにまだ復旧されない。 じゃんまるは魚やさんの提案で、日曜日も営業をしたいという事で・・・ 「お互いさまだから・・やる気があれば、やればいい・・」と指示・・。
ただ、電気が復旧していないので、冷凍の食品が非常に気にかかる。 最悪の場合はじゃんまる・じゃんみにからジャンボへの商品の移動をして 商品の品質保持の方法を考える。 精肉の冷凍は25°から-5°で最長5週間くらい。
一番気がかりなのは、アイスと衣のついた冷凍食品だ・・。
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チラシを見て社長さんに声をかけさせていただきました。試して見てーと話題のお豆腐を…