食塩について |
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ここでは通常使われる食塩について 海水から塩をとっても塩はつくれます。子供の夏休みの教材にと思い、岩手県では、野田の漁港から海水を18Lのポリタンクに一杯とってきて、煮詰めること約4時間、大体ポリタンク一杯で600g〜700g(苦汁分の選別とか煮詰める時間で量がかわります。)の塩がとれました。ぜひお試しを・・。 ちなみに海水を煮詰めていくと、水の中に塩の部分が再結晶されてきます。この再結晶をした分を布で濾して固形物の部分が、塩、残った液体の部分が苦汁分ということになります。この苦汁分(海水でとった場合は苦しょっぱいですっけ)で、成分無調整の豆乳をあたためて、それにこの苦汁分を入れて混ぜると・・・あ〜ら不思議、ちょっと荒目でしょっぱ目ですが、豆腐ができました。 これで子供たちの夏休みの実験はおしまいとおもったのですが、子供たちは全然興味がなく、失敗でした・・・。折角塩の道野田→盛岡と走ってきたのに残念。 この出来た塩をさらに加熱をしてサラサラ状態にして焼塩にすると湿気が少ない状態になります。さらにこの苦汁と塩の分が分離した状態をさらに煮詰めていくと、苦汁の入った塩が出来てくるというわけで、実際にこの塩を使ってみると、苦い渋い。この調整が難しいのを実感。 実際の味付けの材料にはなりませんが、生魚にはいいです。たしかに味がよくなる。普段から塩化ナトリウム95%とか99%以上の精製塩をつかっているとはっきりと違いがわかります。 |
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食塩の製造方法の種類については・・ 次の二通りが大別してあるようです。 |
原料は塩田の塩
【溶解再製法 】
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原料は海水
【 イオン交換膜法 】
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![]() 天日塩を輸入する 天日塩を溶かして不純物を取り除く: 煮つめる(せんごう工程): 脱水する: NaCl99.5%以上 |
![]() 海水を汲みろ過する。汲み上げた海水を2回にわたってろ過します。ろ過した海水は水道水より10倍くらいきれいになります 煮つめる(せんごう工程): 脱水する: 乾燥させる: NaCl99%以上 |
☆本当に残留塩素がなくなるかの実験☆早速ためしてみました。
お塩あれこれ・・・塩事業所さんの塩です |
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原材料名 海水 |
原材料名 天日塩(海水) 品質 塩化ナトリウム 95%以上 オーストラリアやメキシコの塩田に海水をひき、天日で結晶化させています 漬物、しょう油、水産加工用や工業用原料として外国から輸入した天日塩で、粒が大きく不ぞろいです |
原材料名 天日塩(海水) 品質 塩化ナトリウム 95%以上 オーストラリアやメキシコの塩田に海水をひき、天日で結晶化させたものを粉砕しています 漬物、しょう油、水産加工用や工業用原料として外国から輸入した天日塩を粉砕しています |
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原材料名 海水 |
原材料名 海水 品質 塩化ナトリウム 99%以上 粒度 600〜150μm80%以上 国内の海水をイオン交換膜法により濃縮し煮つめています お料理での下準備や味付け、食品の加工用に、ご家庭用の代表的な塩でいろいろな用途に幅広くご使用いただけます |
材料名 天日塩(海水) 食品添加物 炭酸マグネシウム 品質 塩化ナトリウム 99.5%以上 塩基性炭酸マグネシウム 基準0.3% 粒度 500〜180μm85%以上 メキシコの塩田で約2年かけてつくられた天日塩を溶かし、砂などの不純物を取り除いた後煮つめていますq。お料理での下準備や味付け用として、またパン作りやソーセージなどの食品加工用としてもさらさらしていて純度の高い塩です |
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