20110130 13:30 -Tさんの手作り味噌-
今回はTさんの了解を得て、味噌実演の画像と詳細をご紹介します。


Tさんは、お孫さんと冬休みの宿題で、一緒に味噌づくりをされたそうです。

そういう事で、一回ちゃんと覚えなければという事で、参加をされました。

味噌の仕込みを重量や豆の膨らみ具合、軟らかさとか
きちんと記録をとっておきたいという事で、今回詳細の記録をご依頼されましたので、
土日ジャンボ市広報の鉄竿さんにお願いして、詳細な画像記録をご紹介しておきます。

写真の原簿は、ジャンボのホームページこのリンクの下にありますので、
              記録写真印刷する場合はそちらの画像をお使いください。        (-基-)


13:00からの方の味噌ですね・・
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みなさん頑張っておいしくな〜れと
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これは今日最初の方、約40kg40分でつくりました
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Tさんの味噌の配合の状態
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大豆2.5kg→浸水大豆5.44kg→煮豆5.74kg

Tさんの前の方が蓋塩をしているところ
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Tさんの大豆2.5kgを浸水した重量2.16倍になる
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昨年の豆は高温障害のせいか膨らみが小さく感じる
そのため煮汁で味噌の固さを調整します。
この部分は感覚ですね。

一晩浸水し、5時間かけて煮た豆を摺ります
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今年は摺るのが楽です鉄竿さんの整備のおかげです
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摺ります
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麹の重量は豆と同量の2.5kg
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摺った豆の温度は必ず40°以下まで冷まします
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塩分13%の塩の重量は(煮豆+麹+煮汁)×0.14942
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塩と麹を混ぜて、塩きりをつくります
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そのとき上に乗せる蓋塩分を除いておきます
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よく混ぜておきます
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摺った豆の温度を下げます
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まだもう少し温度が高い
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温度が28°でOK 必ず40°以下にします。
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摺った豆を一つにまとめます
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豆麹塩の重量を記録とっておきます
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最初は混ぜ、煮汁を加えて、次に練り
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麹が透明になってきたらOK




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味噌の中の空気を抜きながら玉にして・・箱の中に・・




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箱の中に空気が入らないように・・
空気がはいると他の菌が繁殖します
あとにも説明しますが、雑菌は好気性 
麹菌が繁殖し他の菌に負けない様にします 。 
殺菌だけをすればいいのではないのです。


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バーンと投げ入れ・・
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空気が入らないように
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順に詰めていきます
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箱の端のところにも隙間が開かないように・・
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チェックをして・・丹念に詰めていく・・
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端のところもきちんと真っ直ぐにして・・
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端の凸凹もきちんと均して
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空気との接触が少ないように・・
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蓋塩をきちんと敷いて・・おいしくな〜れと声をかけて
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最後は樽に漬けたときと同じ条件をつくります
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空気に触れないように(落とし蓋の仕組み)
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さらに二重にしておきます
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きつく輪ゴムで止めます
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樽に漬けた時の原理を説明してます-パスカルの原理-
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味噌は嫌気性発酵で一定の加圧はパスカルの説明を
ダンボールの中で実現する方法を樽の図で説明。
落とし蓋にはこういう原理がある。昔の知恵!!

重量は9.9Kg位でしょうか・・
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箱の重さが約300g弱

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最後に材料と仕上がりの重量を記録

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落とし蓋をして重しをした状態と同様にパッキンを
入れて一定分の加圧の仕組みをつくり、ガムテープ

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仕込んだ日や重量などを記載しておきます
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製造日豆の種類塩分仕上がり重量を記載して
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材料は以下のとおりで・・完了 あとは土用までこのまま
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もう次の方がスタート
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という事で完成。

夏の土用の頃に、一回全体をかき混ぜて、早ければ芋の子汁の時期から食べます。

ときに袋の上面に青いカビや黒いカビが発生していることがあります。
青カビや黒カビは空気に触れた上面だけに発生(好気性発酵なので)しますので、
その場合はその部分だけをとってくださいね。

白いカビが全面にでていると、これは麹のカビですので、全体的に混ぜ合わせます。

そのほか、ビニールの袋が膨れる事がありますが、
これは、麹が発酵して来ている状態ですので、空気を抜いて、また密閉をして保存をしておいてください。

よく、冷蔵庫に保存という方がいらっしゃいますが、基本的に、日の当たらない常温でけっこうです。

7・8カ月後〜3年位を目安にお召し上がりください。段々発酵が進んで、色が濃くなっていきます。
一番の食べごろは、タマリ(醤油の様な液体)が上面に、うっすらと出始める頃から美味しくなります。

三年を越えて、真っ黒になってしまうと、発酵が進み過ぎてしまった状態になるので、
この味噌で、みそ漬け大根や味噌昆布を作るようにすると無駄になりません。