パリパリの胡瓜の古漬けが食べたい !!
こんな声からの実演会です。変な調味料を使わず、塩、胡瓜、青唐辛子だけの直球ですね。
漬物は夏の素材を、冷蔵庫を使わず、冬を通して食べる為に、考え出された先人の知恵ですね。日本独特の知恵。
「料理は自分の考え通りになるけど、漬物はむずかしい!」
糠漬け、胡瓜漬け、沢庵漬け、白菜漬け等は、中国の搾菜、メンマにも負けない、日本の食文化です。
植物由来の乳酸菌が本来の漬物の役割ですね。
塩分の計算は原材料に対する比率の方法と、全体の重量に対する塩の量で計算する方法とあります。今回は全体からの計算です。
胡瓜10kg 塩2.0kg = 合計重量 12.0kg 塩分濃度 2kg/12.0kg =
16.666% 素材からの計算では20%
胡瓜10kg 塩1.9kg = 合計重量 11.9kg 塩分濃度 2kg/11.9kg =
15.966% 素材からの計算では19%
この違いがあります。ジャンボでは混乱しない様、全体からの塩分濃度の計算で説明をしております。
通常浅漬けは塩分濃度2.5〜3.5%
古漬けは来年まで持たせる漬け方ですので、漬けかたが違う点。そして戻しかたがポイント。
胡瓜は1/3位にまで絞る所がパリパリの秘密。それ以下になると食感がなくなるので、注意です。