これは東和町の方から訊いたお話です・・・・・
この味噌をつくる時期は山吹の花が咲く前までにつくる・・・・
--まず最初に麹をつくります--
もち米 二斗
これで糀をつくります。--できた糀をAとします--
もち米を蒸かします
--網の上にダマにならない様に散らします--
--置く場所は、涼しくて温度差の少なく、風通しが良い場所
-- この状態で表面に麹菌を付着させます --
--
表面に麹菌が付着して白っぽくなり、麹がつきます--
この麹のでき具合をみながら、良くなったら、味噌づくり開始
大豆 二斗
玄米 二斗 塩
13%にするとすると下記の重量(169kg)×0.14942=25.2519kg
煮豆
((28kg×2.5倍)+玄米(30kg×1.8倍)+糀(30kg*1.5倍1=45kg)) × 0.14942
とりあえず 大豆二斗(28kg)
玄米二斗(30kg)を目安に計算してみます。
-------糀ができたら、スタートします。-----
--Aつくった糀--
--B--大豆の方の準備--
@大豆を前日から潤かしておきます。
A大豆を約2時間〜4時間煮ます。
B大豆の煮具合は親指と薬指の間で潰れる位の柔らかさ
--C-- 玄米の準備 --
@玄米を蒸かします
--D塩--この例で計算した量--25.2519kg--
@上記のAとBとCとDを粉砕機にいれてどう粉砕器にいれます
Aでてきたものを味噌玉にします。たて20cm横15cm位の大きな玉にします
Bこの玉を涼しい温度変化の少ないところにおいておきます。
これでこの日はおしまい。
Cできた味噌玉の表面に白い糀菌がつきます。
D無事糀菌がついたら、こんどはこれを壊しながら味噌樽に仕込みます。
※味噌樽には漬け物袋を敷いておきます。 ※空気が入らない様にしていきます。
※青カビが生えた部分は取り除きます(味噌すっぱくなる・・)
Eぴっちりと仕込んだら、最後はビニールの口をきっちりと閉じます。
F仕込んだ味噌は早ければ秋口からたべられます。
Gできれば三年味噌が美味しいです。との事・・・・ H夏の土用には味噌の天地返しを行います。
※三年とは二回夏土用をこさせる事です。
味噌屋さんはこれを火入れという方法で時間を短縮する方法もとります。
市販の味噌の多くは、味噌が発酵すると、袋が膨らんだり、ツユが出たりするので、加熱処理をして麹の活動を止めたものを、味噌として、出荷しています。
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